おはようございます。先ほど「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版の配達から戻ってきたところです。日曜版の配達は、議会開会中なのでいつもより遅れていますが、お許しください。今朝はまずまずの天気です。吉川区の旧旭中学校のそばではホールクロップサイレージの袋がいくつも並んでいました。牧草が植わっていた記憶はないので、飼料用稲のサイレージかも知れません。
昨日から市議会は常任委員会が始まっています。トップは文教経済常任委員会です。教育委員会関係の昨年度の決算について審査が行われました。
市内には教員住宅が板倉、吉川など5か所30戸あります。昨年度の入居戸数は22戸でした。市教委は、建物の老朽化が進んできていることなどから、教員住宅の今後の在り方の検討に入ることにしていますが、5か所の中で最も古い板倉教員住宅(昭和49年建築)については、地域に民間アパートもあるので廃止の意向であることを明らかにしました。教員住宅は貸付料が月額1万5000円から3万9000円と比較的安いことから、教員のみなさん方には助かっている人たちがいることも事実、今後の動きに注目です。
放課後児童クラブの施設については一人当たり1.65㎡が基準になっています。昨日の委員会では過密状態になっている東本町などのクラブについて早期に解消するようせまる発言が相次ぎました。放課後の子どもの居場所を確保し、健全育成に貢献するこのクラブは、現在、市内で43か所開設されています。未設置区域をなくすことは勿論のこと、特別な配慮を要する子どもへの対応などで一層の改善が進むよう努力してほしいものです。
昨年度、市内のすべての市立幼稚園、小中学校においてフッ化物洗口が実施されました。ただし、希望者への実施という形です。小学校では約300名の児童が、中学校では約500名の生徒が希望しなかったといいます。日本共産党議員団の上野議員は、「野澤教育部長は問題ないとしているが、20数年前からいまも議論が続いているし、弁護士会の訴えもある。押し付けとならないよう慎重を期すべきだ」と訴えました。これに対して野澤部長は、「親御さんたちに判断材料を示しながらやっていくが、情報の出し方については検討していく」と答弁しました。
昨日の委員会では厳しい議論がある一方で、委員会室が笑いで包まれる場面もありました。テレビが子どもに与える影響は大きいきものがありますが、中野教育長は、TKBとかTKCという言葉を紹介して笑いを誘いました。TKBは「テレビを消して勉強する」、TKCは「テレビを消してコミュニケーションする」という意味だとか。また、吉田学校教育課長は、小学校と中学校の特徴を説明するのに、母性と父性という言葉で説明し、委員会室にいたみんなをうならせました。理論的ではないけれど、現場での経験から出た言葉はじつにわかりやすかったですね。
さて時間です。これから中学校の運動会に行ってきます。その後は「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。