おはようございます。今朝は5時半からお宮さんの掃除でした。明日の町内会の祭りの準備です。ビビラで掃除したのですが、汗びっしょりになりました。今朝の天気は曇りです。ちょっと蒸していますね。
昨日は朝刊を見てびっくりしました。地元新聞で市長選についての記事が掲載され、その中で、「共産党は今回、独自候補者の擁立を現段階で見送る方針」と書いてあったからです。いま、まさに候補擁立をどうするか最終的な検討に入るところだっただけに、「えっ」と思いました。擁立するかしないかは組織政党ですから機関で決めます。その決定をしたかどうかの確認をしていただければ、こういう記事にはならなかったはずです。新聞社には訂正記事を書くよう要請しましたので、明日にはその記事が出るでしょう。選挙報道については昨年の知事選で、ある新聞社がわが陣営の候補者を間違って報道する事態も起きています。他社よりも早くという気持ちはわかりますが、取材はきちんと行っていただきたいと思います。
昨日は厚生常任委員会と市社会福祉協議会の懇談会にはじまり、議員懇談会、議員勉強会、議会基本条例検証委員会の懇親会と続きました。このうち、厚生常任委員会と市社協の懇談会についてお知らせします。
今回の懇談会は市社会福祉協議会からの申し入れにより実現したものです。大竹敏一事務局長から社会福祉協議会の現状と課題について報告があった後、意見交換が行われました。上の写真はその時のものです。
上越市社会福祉協議会は、上越地域14市町村の合併に伴い、平成16年12月28日に誕生した組織で、上越市の地域福祉推進の中核的な存在となっています。しかし、合併後9年目を迎えるなかで、国や市の厳しい財政状況が反映して、運営財源にも影響が出てきています。大竹事務局長の報告では、介護保険等サービス事業からの繰り入れで地域福祉活動を行っている状況だということでした。そして、今後予定されている交付金の減額や介護保険制度の見直しによって、いっそう厳しい運営を強いられる見通しといいます。市社会福祉協議会では職員の減員、組織体制へのブロック制の導入などに取り組んでいるものの、市からの支援が欠かせないと訴えていました。
意見交換の中で、厚生常任委員からは、「これまで市所有だったデイサービスなどの介護施設が市から社協に譲渡された。今度、社協が施設を所有して経営して行くとなると、減価償却費などがかかってくる。これまで指定管理者として運営してきたなかで、デイサービスなどの収入が財政面でどれだけ貢献してきたか」「地域福祉の事業は、社協のみなさんだけでなく、市も自ら取り組んでいかなければならない事業がある。市の行政とつき合わせをしているのか」「施設の譲渡が終わっている段階に来て、維持修繕費がかかる、土地代金などが社協持ちになり、財政が厳しいという声が出るのは残念だ。しっかりと今後の方向性を示してほしい」などの声が出ていました。
これに対して市社会福祉協議会の幹部からは、「いただいた意見についてはこれから私たちも協議して行きたいと思っている」「いまさら、維持管理費や土地代金のことなどを言いだされてもとの声があったが、(介護施設の)譲渡の際、市長にも陳情したし、いろんなところに何とかしてほしいと訴えてきて、今日に至っている」「いま本当に必要とされている地域サービスを担っていると思っているので、それらは継続しなければならない」などの回答がありました。
今回の意見交換では、合併によって、財政運営面にマイナスの影響が出ている点や市からの施設譲渡の矛盾も見えました。また、今後、介護保険制度の見直し、改悪が社会福祉協議会の運営にも大きな影響が出ることが明らかにされました。この点、成果だったと思います。しかし、双方のやり取りがなかなかかみ合っていなかったのは残念なことでした。
さて、きょうはこれから市政レポートを仕上げて、印刷に入ります。その後、お昼過ぎまで、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、午後から、文教経済常任委員会を傍聴する予定です。