おはようございます。今朝は雨がポツポツと降っています。道路の路面はまだ乾いたままです。もっと本気を出して降ってほしいところです。
昨日は午前中、日本共産党議員団で浦川原区、牧区、大島区を回り、干ばつ被害状況を見てきました。いずれも昨年とほぼ同じところの田んぼですが、作付すら出来ない田んぼが多い分、昨年よりも深刻です。上の写真は大島区上達です。ここは2日続けて行ったことになります。浦川原区法定寺は昨年も行ったことのある田んぼでした。田打ちを途中でやめた感じになっている田んぼが気になりました。牧区片町の作付出来ない田んぼは、昨年視察した場所とは違います。この周辺の田んぼの中には下の方の出水をポンプでくみ上げて、田んぼに引いているところもあるそうです。たいへんな苦労をして稲をつくっているんですね。
大島区上達の田はおそらく今回の最大の被害田でしょう、上野、平良木議員もびっくりしていました。しかし、ひと山越えた安塚の田んぼはなんとか水を確保できています。ここは下から水をくみ上げる仕組みでも作らないと、毎年干ばつにやられる可能性が大きいですね。
午後からは、平良木議員ともに農林水産部の川上部長、布施農業振興課長、久保田農林水産整備課長と干ばつ問題で懇談しました。
この中で、市側は、これまでの調査で作付不能の田んぼが約8㌶にのぼっており、田んぼのひび割れ、用水不足などで今後、数十ヘクタールに被害が広がる可能性があることを明らかにしました。
こちらからは、現地調査結果をもとに、①調査に当たっては、被害面積、被害予想面積だけでなく、その背景にある原因をつかむ努力をしてほしいこと、②ポンプ購入など、干ばつに伴う出費についても確認してほしいこと、③中央農業研究センターなど研究機関の知恵を総結集して、対策を考えること、④ため池の新設など対策に向けて利用可能な事業をわかりやすく紹介してほしいこと、また、弾力的な運用ができるような制度にしてほしいこと、などを要請しました。
懇談では、「コンバインの普及とともに田んぼの水管理が変わってきて、新たな困難が生まれてきている」「ため池の修繕などで団体営農業基盤整備促進事業が人気で、今年度は22カ所で取り組む」「県議のみなさんが議会で取り上げてくださるなら、県の制度改善を求めてほしい」などの声が出ました。
夜は参院選対策の会議でした。22日、新潟市で開かれる大演説会に多くの市民を誘って参加しようと確認しました。バスも運行しますので、ぜひお出かけください。
日本共産党大演説会
22日午後2時から4時まで。
場所は新潟県民会館大ホール。
弁士は穀田恵二衆院国対委員長、井上さとし参院議員、西沢博県政策委員長。
入場料はかかりません。
きょうは明日の本会議の準備をした後、街頭宣伝行動、ビラ配布を予定しています。