おはようございます。昨晩の10時半過ぎ、雨の音がしたので大喜びしたのですが、ぬかよろこびでした。雨粒が5分ほど落ちただけで、道路も濡れるところまでいかなかったのです。今朝はまた晴天、台風も進路を変えたし、これからどうなるか心配です。
昨日は総務常任委員会でした。書きたいことはたくさんあるのですが、時間がないので、いくつかに絞って記録しておきたいと思います。
まず、防災行政無線戸別受信機設置工事契約です。委員会資料に工事概要が出ていたのですが、それに関連させて、先日、市心身障害者福祉団体連合会のみなさん方が要望された項目の一つ、「聴覚障がい者用の文字付き戸別受信機」設置について訴えました(写真)。工事対象区域となっている吉川、頸城、三和、安塚の4区には聴覚障がい者は現在93人おられますが、このうち、電車の音をガード下で聞くくらい大きな音でないと聞こえない障害手帳2級の人は28人です。災害などでもっとも支援が必要なこうした弱者に情報を伝えることができるようにとの訴えに、野口副市長は、「とりあえずは共助が大事だが、検討する」と答えました。これで一歩前進するでしょう。
新潟日報会上越支部などから提出されていた「新聞への消費税の軽減税率適用を求める請願」は、思いがけない展開となりました。紹介議員からの説明が終わって、意見表明の段階では、4人が意見をのべ、このうち3人が反対を表明したのです。私は、「消費税を上げなくても、富裕層への課税強化など税制改革と不要不急の事業などをやめるなどの政策転換をすれば、福祉や教育などを守っていくことは可能だ。請願は消費税増税を前提にしているので賛成できない」とのべました。石平委員も「メディアで増税を主張していながら、いざ施行ということになったら自分たちのところを軽減してくれというのはおかしい」など4つの理由を上げて反対しました、塚田委員は、「私は大反対だ」とのべ、他への波及を懸念しての反対でした。採決では、採択に賛成が4人、反対が3となりました。
昨日、審議で一番時間がかかったのは自治基本条例の見直し問題です。市議会では総務常任委員会の場で議論を重ね、3月末には議長名で市長に対して条例改正の提言を提出しました。それに対する市長の回答が先日あり、昨日は行政側から回答についての説明と質疑が行われました。回答書は、条例の解説で一部で議会提言をとり入れるとしたものの、出資法人等についての条文を新たに設けることなどの条例の一部改正提言を、「現時点で不都合や時代にそぐわない内容がない」などの理由でことごとく退けました。出資法人等の規定の必要性は、ここ数年、指定管理者が協定書通りに管理していないことや、それへの行政のチェックが甘かったことなどが浮き彫りになっていたことを思い起こせば、当然だと思うのです。回答は理解できませんでしたね。この見直し問題については19日も引き続き審議することになりました。
さて、きょうから一般質問です。私は明日の午後遅い時間帯になるでしょう。TPPとドクターヘリについて質問します。質問の準備はまだ始めたばかりです。市政レポート作成もしなければなりません。今晩は眠る時間がなさそうです。