おはようございます。今朝は曇り空です。メーデー行進の時には晴れてほしいですね。
さて、昨日は大忙しでした。午前中に中山間地対策特別委員会を開催し、平成25年度の取り組み方針等に関して議論をし、今後のスケジュールについても決めました。昨年度の市と財団法人地方自治研究機構との共同調査研究が行われたことにより、新年度の方針は昨年度よりも実践的になったと感じました。委員からは地域おこし協力隊の活用や中山間地対策についての市の推進体制などについて質問が行われました。
午後1時からは市長への抗議と要請でした。陸上自衛隊高田駐屯地の隊員約170人が高田城百万人観桜会を盛り上げるためとして4月20日、「市中武装行動(パレード)」を行った問題で、上越地区平和環境労働組合会議、上越地区労働組合総連合、社会民主党上越協議会、日本共産党上越地区委員会の4団体で抗議と要請をしました。
応対した山岸副市長は、「時代の流れとともに自衛隊が市民に認知されている状況がある。(今回のことについては)市民の違和感はほとんどなかった」としながらも、「装備はどの程度まで許容範囲か検討したい」「今回の結果を踏まえ、みなさん方の意向や考えも踏まえながら、市としての次の方向を考えていかなければならない」とのべました。抗議文は下線部をクリックしてごらんください。
午後2時からは視察の受け入れでした。今回のお客さんは山口県岩国市議会のみなさんです。中山間地域振興基本条例について私が説明し、条例制定後の取り組み状況について塚田自治・地域振興課長が報告しました。岩国市では6月にも中山間地の条例を制定するとのことでしたが、上越市へ足を運んで、「ホームページなどでは知ることができないことを知ることができた」と喜んでいただきました。私も担当課長がどういう報告をするのか、この目で見て、とても勉強になりました。写真は視察終了後の記念撮影です。
夕方からは頸城区の地域協議会を傍聴しました。市内でも活発な公民館活動をしている区のひとつなので、議員の傍聴は大潟区、柿崎区、吉川区、頸城区の6議員にもなりました。笹川生涯学習推進課長による公民館の運営と配置に関する基本方針案についての説明後、方針案に厳しい批判の意見が相次ぎました。主なものをあげると、「公民館のあるべき姿については非常にいいこと書いてあるが、公民館統廃合して(一部の分館を)なくしましょうというのは間違っている」「基本方針と公民館の再配置はロジック的に結びつかない。まず分館をなくせというのは極めて乱暴な意見だ」「いまの分館は地域に密着して活動している。分館なくなったら、地域の人にとって非常に遠いものになる。分館を減らせば、さらに参加者は減り、目的とは逆方向に行く。地元の人にとっては迷惑です」となります。答弁で、内山公民館長が、頸城区のように活発に活動をしているところの水準を下げないようにしたいという趣旨のことをのべましたが、これをとらえて井部会長が、「頸城の分館でやっているようなモデルケースをこれから全市に拡大していくという解釈でいいんですね。ならば、活動は活発だから頸城はこのままいこう、ということで協議会としてはこれ以上論議しないということにしたい」と発言、会議場は緊張感に包まれました。この問題については、10日の地域協議会で議論を続けることになりました。
きょうはこれから市役所へ行き、デスクワークです。午後からはメーデーに参加する予定でしたが、建設企業常任委員会が開催されるということで、議員団で分担した結果、私が傍聴することになりました。