おはようございます。今朝はすばらしい天気になりました。わが家の周りの小鳥たちもうれしいのか、とても賑やかにさえずっています。
昨日は午前に市議会各派代表者会議がありました。議題は議会報告会、国旗・市旗の議場での掲揚場所、委員会インターネット中継等についてでした。
議場は議長席の後ろに富岡総一郎の冬の絵がうめこまれています。私は国旗・市旗の掲揚は反対ですが、百歩譲って認めるにしてもこの作品の価値をうすめるような掲揚の仕方はしてほしくありません。掲揚方法について各派で持ち帰り検討することとしましたので、ぜひこの点での配慮をしてほしいものです。
委員会のインターネット中継についてはすでに予算もついて、あとは実行段階に入るための準備だけとなっています。昨日は代表者会議のメンバーでテストを行い、カメラの配置などについて検討しました。カメラが1台だけなので、質問者も答弁者もちゃんと映るようにするのは難儀するようです。映し出される画像は思っていたよりも良く、まずまずといったところです。委員会の中継はユーストリームを使います。実際の中継は6月議会の委員会審査からとなる予定です。議員は委員会で市民の立場で発言しているかどうか、発言力があるかないか、勉強しているかどうかなどが映像を通して市民に伝わっていきます。今まで以上によく準備して委員会に臨まないといけなくなりました。
午後からは総務常任委員会でした。テーマは総合事務所のあり方です。4月から「試行」を開始した13区(合併前の旧町村)総合事務所の産業建設グループ集約について市側から説明があり、質疑が行われました。
市は今回の集約を実行に移すにあたり、行政組織規則を「改正」し、総合事務所の各グループの事務分掌について、これまで使っていた「所管区域」という言葉だけでなく「担当区域」という言葉を新たに導入して整理しました。わかりやすくするためというのが理由です。しかし、「改正」された規則の文言を読むと、「所管する事務に係わる担当区域内の他の総合事務所との連携調整に関すること」に代表されるように、わかりにくいという印象を持ちました。私からは、「所管区域」という言葉をこれまで通り使い続けても法的に問題がないなら、「上越市地域自治区の設置に関する条例」の改正を検討すべきだと主張しました。
市は今回の取り組みをすすめるにあたり、自治・地域振興課内に「連携調整室」を設置するなどの機構改革を行いました。スタートしてからまだ3週間でありますが、市ではこの間、「窓口事務が迅速かつ確実に行われている」「職員による地域情報収集の取り組みが始まった」などと成果を強調しています。また、事務の迅速で効率的な処理をすすめるために、「受付から処理までを一括管理する13区共有の受付管理システム」を構築したことも明らかにしました。システムについては市民要望などをしっかり受けとめ、スムーズに対応していくためは勿論のこと、いまの職員体制の中で力を集中したり、手助けをするためにもいいことだと思いました。でも、実際には市民要望がスムーズに処理されていない現実がありました。私からは、道路補修要望が実現まで8日もかかった事例を示してどうしてこういうことになるのか検証せよと訴えました。写真は「受付管理システム」です。
さて、きょうは午後から会議がひとつあります。その準備や『あねさかぶり』の配達をしたいと思っています。明日は会議や講演などがあり、大忙しとなりますので市政レポートの作成も少しはしておかないといけません。無理をせず、山間部での野の花も楽しみながら活動します。