おはようございます。昨日は早めに寝たので、なんとなくいい気分です。それにしても、ここ数日は寒いですね。
昨日は朝早くから「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、午前10時前には高田の「あすとぴあ高田」(旧長崎屋跡地にできた施設)に行きました。同施設内にある美術館、「ミュゼ雪小町」のオープン記念行事に参加するためです。こけら落としは上越市出身の画家、柴田長俊さんの絵画展。幸運にも柴田さんによる作品の解説を聴くことができました。絵の具として使うものは鉱石や貝殻などです。茶色は佐渡の赤玉石、白は潮来牡蠣の貝殻を使い、柴田作品で特徴的な紺青は銅山のアズライト(藍銅鉱、らんどうこう)を使っているとのことでした。「High Moon」という作品では、このアズライトを17キロも使ったといいます。鉱石を砕き、洗い、選別して絵の具にするんだそうです。絵を描き終わった時、重くて、一人では立て懸けることが出来なかったとか。絵を描くということがこんなにも力仕事だとは知りませんでした。作品の解説を聴いているうちに、柴田さん自身が絵に描かれたお月さんのように見えてきました。
「ミュゼ雪小町」からの帰りに市役所へ寄ってきました。議員控室に1冊の写真集が届いていたからです。いまから26年前、『桜』というタイトルの写真集(時事通信社)がベストセラーになりました。桜の美しさに取りつかれ、18年間にわたって日本列島各地の桜を撮り続けた人の写真集です。その写真集が昨日届いたのです。掲載されている73枚の写真の中で夜桜を撮ったものは2枚しかありません。そのうちの1枚は上越市高田公園の夜桜でした。高田公園の夜桜はいまが見頃です。ぜひお出かけください。ちなみに、この写真集のカメラマンは上越市在住の高波重春さん。先日、お茶を御馳走になり、桜への想いを聴いてきました。
午後からは地元町内会の春祭りでした。集会場で久しぶりにお酒を飲み、語り合いました。隣席の人とは地元に自生するササユリとサルナシを大切にしようということで盛り上がりました。町内会長さんからは、草刈りの時にかってしまわないように、目印をつけてほしいと要請されました。
さて、きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と生活相談です。市政レポートの折り込み依頼で新聞屋さん回りもしなければなりません。余裕を持って動きたいと思います。