おはようございます。昨日あたりから、また、寒くなりましたね。昨日は朝から夕方まで市役所でした。午前10時からの4人の常任委員長報告は2時間かかりました。その後は修正案の提案説明、討論、採決と続きました。
今回の議会では総合事務所の産業建設グループの集約、(仮称)厚生産業会館建設事業など市民から注目された問題がいくつもありました。このうち、(仮称)厚生産業会館建設事業については数日前に、会派「みらい」の中川幹太議員から関連経費の削除を盛り込んだ一般会計の修正案を共同提案できないかとの申し入れがありました。私たち日本共産党議員団では、一般会計予算については、総合事務所の産業建設グループ集約を前提にしている問題や学校給食の民間委託が拡大されるなど他にも黙過できない問題点があるものの、地域協議会の意思を軽んじた市政運営の変更を迫るためにも共同提案することにしました。
修正案は会派「みらい」の中川幹太議員、櫻庭節子議員と日本共産党の3議員で提出、中川議員が説明、上野公悦議員と櫻庭議員が賛成討論しました。上越市は、(仮称)厚生産業会館基本構想を確定するにあたり、高田地域協議会やパブリックコメントで出された意見を一部反映させたものの、構想の根幹というか基本的なところは高田区地域協議会において不適当とされた当初の基本構想案を変えませんでした。私たちは、さらなる協議や対話に基づいた市民合意なしに平成25年度予算に計上することは適当ではないとして削除を求めました。採決の結果は、提出した私たち5人だけでなく、無所属の永島義雄、石平春彦、石田裕一議員の3人も賛成してくれました。他議員は反対だったため、否決されたとはいえ、議会の4分の1の議員が削除を求めたことは重いと思います。
今回の議会に提案された案件は、報告、決議などを含めて113件、日本共産党議員団はこのうち39件に反対しました。こんなに多くの案件に反対したのは、公の施設の再配置で施設の廃止案件がたくさん出たからです。これらについては追ってお知らせします。
さて、3月議会は昨日で終わりましたが、議会報告の準備などやるべきことは目白押しです。どこかで一息入れて、またがんばりたいと思います。