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柏崎刈羽原発の廃炉を求めるつどいに580人

 おはようございます。ここ数日間、暖かい日が続いたので、今朝の寒さはこたえます。

 さて、昨日は東電・柏崎刈羽原発差し止め訴訟提訴1周年、福島原発事故2周年、柏崎刈羽原発の廃炉を求めるつどいがあり、参加してきました。会場の柏崎産業文化会館のホールには580人が集まって、椅子が足りなくなるほどでした。被災者からの訴え、柏崎刈羽原発で事故が起きた時にどうなるかのシミュレーションシステムを開発した研究所による予測発表、立石雅昭新大名誉教授による柏崎刈羽原発の地盤調査結果批評、さらに差し止め訴訟の概要報告と続きましたが、いずれも充実した内容で、今後の議会質問や運動に役立つものでした。

 このうち、立石教授は、柏崎刈羽原発敷地内の断層と活動年代について詳しく説明、敷地内にある23本の断層はすべて活断層だとのべました。原子炉建屋、タービン建屋などの直下にたくさんの断層があり、いずれも活断層だとなると、絶対、再稼働させてはならないですね。写真は説明する立石教授です。

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 また、㈱環境総合研究所の鷹取敦さんは、柏崎刈羽原発で事故が起きた時に放射性物質がどう拡散していくかについて、同研究所で開発した『原子力発電所事故時想定シミュレーションシステム』を用いて予測しました。この結果にも注目しました。鷹取さんは、西からの風が吹いた時、北東風が吹いた時の2つのケースで画像を示されましたが、5キロ圏内、30キロ圏内、50キロ圏内と単純に割り切れない形で汚染が広がっていくことを再認識しました。北東風が吹いた時の予測図(写真、風速2㍍、事故後1年経過した中で積算線量がどうなるか)は上越市がどうなるかを示していて、これじゃ、避難者を受け入れるどころか、市全域の住民が避難しなければならないこともあるなと思いました。

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 鷹取さんは、原子力規制委員会が作成したシミュレーションには問題があるとして、「まず地形が考慮されていない。普通は流れてくる風の中心で濃度が高くなるものだが、風の幅の中は均一だという中で予測している。1年間で風の吹く頻度が少ないところは低くなる、そういうやり方で評価している」とのべていました。㈱環境総合研究所のシステムは、自治体が自分たちでシミュレーションできるものとして開発したものです。鷹取さんは10万円で購入できるのでぜひ検討してほしいと言っておられました。

 市政レポート1595号、「春よ来い」の第243回、「母の緊急入院」をホームページに掲載しました。

 きょうから2日間、市議会の総務常任委員会です。精一杯頑張りたいと思います。

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2013年03月11日 04:50に投稿されたエントリーのページです。

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