おはようございます。昨日は、新潟県災害救助条例が適用された上越市の牧区、大島区、災害救助法が適用された安塚区をまわってきました。牧区今清水では冬期集落保安要員の小林さんが消火栓の周りの除雪作業中でした。小林さんからは、集落の状況や住民の暮らしを守るための仕事についてお聞きすることができました。昨年の冬、お茶を御馳走になったNさん宅は空き家となり、家がすっぽりと雪に覆われていました。さみしかったですね。新潟県では平成24年度、集落の生活道路の除雪・圧雪、公共施設の除雪、救急患者の輸送、要援護世帯の除雪支援などを行うために冬期集落保安要員を上越市、十日町市などの25集落に33人配置しています。このうち上越市は6集落に10人です。
安塚区に入ると雪ホタルロードづくりをあちこちでやっていました。下船倉、上船倉ではちょうどローソクに点火の時間でした。雪の中、集落の人たちが、たぶん総出なのではないでしょうか、大勢が出ておられました。雪が一番多いと感じたのは大島区菖蒲です。4㍍前後の積雪があり、雪との闘いはしばらく続きそうです。写真は菖蒲です。
それにしても、みなさん、頑張り屋さんですね。上越市安塚区、大島区では昨日、豪雪で災害救助法、災害救助条例が適用されている中、40キロにも及ぶ雪ホタルロードを作り、かまくらを作り、あちこちに雪ホタルを輝かせました。一昨日の激しい降雪で中止せざるを得ないのではないかという場面もあったようですが、当初の計画どおり取り組んだということでした。訪れたお客さんにはお酒や郷土料理などを販売しました。菖蒲、仁上、旭などどこでも食べ物販売は賑やかでした。大島区旭地区では雪の舞台もつくって踊りや芝居などを楽しみました。昨晩は、どこへ行っても雪ホタルが輝き、笑顔でいっぱいでしたね。
旭地区の「あさひ雪遊び」の会場は、例年以上に賑わっていたように思います。舞台の上では吉川区在住の人たちも登場しました。私はテントの中で餅の販売です。炭火で焼いて、フキ味噌をぬる。美味しい餅で、完売しました。