合併前から20年以上も続いている恒例の川谷冬祭りがきょうありました。会場は旧川谷小中学校の体育館とグランドです。地元はもちろんのこと、長年にわたって交流のある法政大学の関係者や来賓も含めて60人ほどが集まり、餅つきや雪上運動会などを楽しみました。地元からは近くに住む子どもさんも入れて14世帯、30数人の参加でした。
毎年、同じようなことをやり、楽しんでいますが、毎回様々なドラマがあります。今回はいつも一緒になる地元の駐在さんが現地までやってきたのに開会式前に帰りました。新潟でお連れ合いのお産が始まったということでした。「なんか変な予感がしていた。きょうは結婚記念日なんだ」という言葉を残して新潟へ。いやー、めでたい、めでたい。
雪上運動会では宝探しのゲームで、くす玉が雪をぶつける前に割れてしまい、中に入れていた宝の名前が書かれた紙や紙吹雪用の紙の断片が出てしまいました。それでもゲームは続きます。「酒一升」が当たったのは新潟日報記者で、川谷地区に1週間泊まり込んで取材をしたことのある高橋記者でした。
地元の参加世帯は高齢化に伴いどんどん減っています。そういう中で、吉川区の平場の団地や柿崎区などに住む子どもさんたちが10人ほど参加してくれたのはうれしいことでした。なかには、ゲームを見て、自分で雪遊びを始める子どももいました。参加できなくても、サイの神で燃やすために「平和交流」という書き初め(これは山賀陽向さんの作品)などを寄せてくれた人もいます。
そして今回初めて外国の方が参 加されました。名前を聞き忘れたのですが、イラン人の方です。カメラを持って盛んに撮りまくっておられましたが、この人は日本語が流暢でびっくりしました。ゲームに参加しませんかと声をかけましたら、喜んで仲間入りしてくださいました。
会場ではブログやフェイスブックをやっている天明伸浩さん、鴫谷幸彦さんとも一緒になりました。天明さんとは、中山間地対策の取り組みについて意見交換できました。きょうの冬祭りは私の他、この二人もレポートしてくれるでしょう。ひょっとすれば、まだ、発信してくださる方もおられたのかも知れません。いずれにせよ鴫谷さんが加わっただけでも発信力がぐんと強化されたに違いありません。