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クリスマスを前に今年も「ほっとホットコンサート」

 今年もクリスマスを前に「夢をかなえる会」(小山正昭会長)主催の「ほっとホットコンサート」が吉川区コミュニティプラザ開かれました。

 小さな町の音楽愛好者のみなさんが演奏したり、歌ったりした曲は「星に願いを」「赤鼻のトナカイ」などクリスマスを意識したもののほか、歌謡曲、フォークソング、さらには「アランフェス協奏曲第二楽章アダージョ」などの名曲も。会場となった多目的ホールには100人を超える人が集まり、素敵な歌や演奏にうっとりしていました。

 きょうのコンサートで印象に残ったことをいくつか書きます。ひとつは初めて指揮者の隣に座って演奏を聴いたことです。吉川中学校の吹奏楽部の演奏では、会場が狭いこともあって、指揮をする先生が観客席の最後列の真ん中におられました。おかげでこれまでとは違った雰囲気を味わうことができました。

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 「トマト屋さんの山岸さんと割烹・品和亭の若女将、高橋さんによるギターとピアノのデュオ、お聴きください」と小山会長が紹介した二人の曲はスペインの盲目の作曲家、ホアキン・ロドリーゴの「アランフェス協奏曲第二楽章アダージョ」でした。マイクがギターの音をきれいに拾ってくれて優しさも力強さもしっかり伝わってきました。

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 グループ名は「Tibi+」(チビプラス)。梶の田中さん夫婦が森山良子の歌、「この広い野原いっぱい」「愛する人に歌わせないで」などを歌ってくれました。「地元というのはあがるもんですね」と言った奥さんですが、青空に広がっていくような感じの伸びのある声にしびれました。吉川区にも夫婦でフォークソングをやっていた人がいたなんてうれしい。

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 今回初登場の農民歌手、平澤栄一さんは朝日池総合農場の社長さんです。ハーモニカとギターを手に、自作の「百姓ブルース」「久比岐の里」など4曲を歌いあげました。平澤さんの歌はこれまで何度も聴いてきましたが、気分が乗っていたのかな、きょうが最高でした。福井や新潟からも出演の依頼があるというのもうなずけます。「久比岐の里」を動画に撮りましたのでご覧ください。

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2012年12月23日 23:52に投稿されたエントリーのページです。

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