上越市議会(定数32)の12月定例議会最終日。市民団体から提出されていた「柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願」は賛成議員が12人となったものの、賛成少数で不採択となってしまいました。
同請願は、「福島第一原発の1.8倍で日本一の規模と言われている柏崎刈羽原発は、中越沖地震で甚大な被害を受け大事故寸前になった。そして柏崎刈羽原発の周辺には活断層が存在し、今でも原発の構造上絶対に安全とは言い切れない状態だ」「にもかかわらず、政府と東京電力は柏崎刈羽原発の再稼働を計画している」が、「市民の生活と市民の生命を守るために、再稼働反対の明確な意思表示を求める」というものでした。
賛成議員は日本共産党議員団の橋爪法一、上野公悦、平良木哲也の3人の議員の他、市民クラブの柳沢周治、本城文夫、小林和孝の3議員、会派・新政の草間敏幸、滝澤一成の2議員、会派・みらいの中川幹太議員、無所属の石田裕一、石平春彦、永島義雄の3議員。
請願不採択が決まった後、会派・創風の江口修一議員から動議が提出され、柏崎刈羽原発の再稼働についての意見書提案が議会運営委員会で現在、議論されています。