会が始まる前、武藤総合事務所長から「きょうは何か面白いことをやるようですよ」と言われました。昨日、多目的集会場で行われた芸能発表会のことです。その面白いことはいきなりやってきました。オープニングで吉川中学校の吹奏楽部のみなさんが演奏した2曲目は「北酒場」、そして前へ出て行って歌ったのは下深沢の加藤昇さんだったのです。びっくりしましたね。加藤さんは、「いつもは夜、それもミラーボールが回っている中で歌っています」と言ったので笑いの渦に。でも昼間でも歌はうまかった。
昨日の会では踊りやコーラス、詩吟など9つのグループが日頃の練習の成果を発表しました。「オカリナアンサンブルうぐいす」のみなさんのメンバーを見ていたら、夫婦して参加している人が2組もおられました。家でも一緒に練習されているのでしょうね。このグループの3曲目は「夜明けのスキャット」、学生時代、失恋して新潟市の古町通りを歩いていた時に流れてきたのがこの曲でした。いつ聴いてもいいですね。
朗読サークル、「雪椿おはなしの会」のみなさんは、4人の群読です。私の『幸せめっけた』の中から「ワラ布団」を読んでくださいました。アドリブで「のりかず、出来たぞ」と頸城区の村松さんが私の方を向いて声を出されたのには驚きました。このグループは「モチモチの木」も群読されましたが、会場のお客さんたちはシーンとして聴き入っていました。ものすごく聴衆を引きつける朗読でした。朗読が終わった時、花束が贈呈されました。これまでの発表会では見られなかったことです。「ワラ布団」は動画で撮りましたのでご覧ください。
コーラスゆりかごのみなさんは3曲でした。このうち、杉みき子さん作詞の「だれかが呼んでいる」は初めて聴きました。くびき野の大地で生まれた曲です。これから、広めていきたい曲でした。
会が終わってから、「雪椿おはなしの会」のみなさんに誘われて昼食会に参加しました。私の文章については、頸城区の会でも読んでくださったとのこと、また老人福祉施設などでも読んでいてくださることが分かり、とてもうれしかったです。