柿崎区地域協議会が昨日、開催されました。昨日は、木田庁舎から土橋総務管理部長などが出席して総合事務所の在り方について議論が行われました。
池田総合事務所長が説明した後、委員からは、「効率ばかり追求していて市民サービスが後退するのではないか」「よそに集約された場合でも総務・地域振興グループで産業建設の受付、相談はできるというが専門性のない方々では対応できない。どう教育するのか」「柿崎区は山あり、海ありで広い。災害対策を考えたら産業建設グループの集約先は柿崎区にしてもらいたい」などの意見が出ました。
昨日の議論では、総合事務所の在り方と関連させて、市長が高田に建設しようとしている(仮称)厚生産業会館や柏崎刈羽原発についても意見が続出しました。このうち、(仮称)厚生産業会館については、「人件費を削らなければならないというのに、厚生産業会館を造ろうとしているが、言っていることとやっていることに整合性がないのではないか」「高田区の地域協議会では建設に反対の声が出たそうだが、(この動きに)私は大賛成だ」「(市長公約の)厚生産業会館についてはやめるという英断が必要だ」などの意見が相次ぎました。
土橋総務管理部長は、こうした声に対して、「将来に向かって必要な社会的投資は財政をやりくりしてでもやっていく。詰めるところは詰める、必要なところには予算を付けることが大事」と答えましたが、委員は納得せず、「一般家庭なら、そんなことはしない」と反発する声もありました。