上越市は総合事務所の在り方について検討を進めてきましたが、産業建設グループ業務に係わる総合事務所のグループ及び集約先の案をこのほどまとめました。案は下表のとおりです。
集約先の設定にあたって市は、各区の人口や面積の他、農家数、道路延長など産業建設グループの業務と密接に係わる基礎的指標及び、災害発生履歴などの基礎データを抽出。それらをグループ内で比較、検証した上で、①各指標の数値が最大となる項目数がもっとも多い、②各指標の数値が13区全体に占める割合(構成比)の合計が最も高い、③総合事務所間の平均距離が最も短い、の3点を考慮して決めたとしています。
今回のグループ設定及び集約先の案で特徴的なことの1つは、木田庁舎を入れたことです。これはいくつかの地域協議会で出された意見を参考にしたものだと思いますが、木田庁舎でのグループ化があまり進んでいない中で具体的にどういう組織体制にするのか議論を呼ぶことでしょう。
今回の案については29日の総務常任委員会で正式に説明がされ、審議されます。委員会は午前10時開会です。ぜひ傍聴にお出かけください。