上越市と妙高市で構成する上越地域消防事務組合議会が昨日開催されました。主な議題は昨年度一般会計歳入歳出決算の認定、今年度の一般会計補正予算、火災予防条例の一部改正です。
このうち、昨年度一般会計歳入歳出決算に関しては昨年3月11日の大震災をふまえた対応について質問が集中しました。いうまでもなく3.11大震災は消防行政関係者にも大きな衝撃を与えました。津波災害、原発事故への対応をどうするか、を中心に議論し、早急に方針を確立することが求められています。そうした中、資機材の整備が一定程度行われたものの、本格的な対応はまだこれからという感じがしました。とくに原子力災害対応は、遅れていると思いました。
今年度の一般会計補正予算に関しては、空間放射線測定器の導入と測定について質問しました。測定は6月から始まりましたが、一日に一回のみという実態です。東京電力福島原発事故による放射線測定だけでなく、今後、身近にある柏崎刈羽原発で重大事故が起きた場合のことを想定すれば、これではきわめて不十分です。一日一回になった経過説明を求めましたが、いまひとつはっきりしませんでした。早急な見直しを求めたいと思います。
昨日は午後から視察受け入れを予定していました。ところが、私の聞き間違いで、じつは来月の15日に登米市議会がやってこられるということでした。こんなこともあるんですね、携帯電話へのスケジュール入力結果を見直しておかないと、またポカをやりそうです。