大島区のふれあい館で行われた大島音楽祭に参加してきました。会場では絵画、写真、押し花絵、書道作品、菊なども展示されていて、賑わっていました。
私の目に一番最初にとまったのは大島区のセミや蝶の標本です。ヤマセミの会の岩野道郎さんの収集したものですが、10年間の間によく集めたものだと感心しました。
落ち葉を利用した絵もありました。牛の顔かと思って近づいたら、キリンさんでした。保育園の子どもさんの作品です。
大島区は昨年3月の長野県北部地震、7月の集中豪雨で大きな被害をこうむりました。その時の被災状況と災害復旧後の写真が貼られていました。復旧した時の写真にはキャプションがついていて、その言葉にひかれました。2枚の写真をご覧いただきますが、「災害復旧が完成した場所を反対側から撮影したら、木々が色づいていました」「工事をしてくださった人、設計をしたり現場を監督してくださった人、田んぼや畑など工事の間、協力してくださった人など、みんなの思いが災害に負けない大島の力です」とありました。
さて、音楽祭です。大島区は「音楽のまち」と言われているだけに少ない人口の割にはたいへん活発です。子どもから高齢者までみんなが音楽を楽しんでいると感じました。混声合唱団「コール大島」のメンバーを見ていたら、いつも静かに仕事をしているTさんの姿がありました。高齢者合唱団「りんどう・ほたる合唱団」の「森へ行きましょう」は本当に楽しそうな合唱になりました。「えっ、あの人が」と思う人も団員でしたよ。
上越ご当地アイドルプロジェクト「Jo志校」のメンバーも参加していました。きょうは、高田の酒まつりと大島音楽祭に分かれて参加していて、大島の方は高校生以下のメンバーとか。今年は上越市内のイベントで大活躍です。
会場には何本もの「のぼり」が立てられていて、にぎやかに飾っていました。この中で気に入ったのがありました。「平和」と書いてある「のぼり」です。まず字体がいい。下の絵もかわいい。誰がつくったのか聞いて、私の活動の「のぼり」にしたくなりました。