猛暑の影響で遅れていた彼岸花の開花、昨日、確認しました。ある家の脇の野道に数本咲いていました。すぐそばの家のお母さんに伝えると、「えっ、咲いたかね。ぱっと咲くんだよね、あの花は」という言葉が返ってきました。
赤紫と黄色のコラボレーションが素敵なのはツリフネソウとキツリフネです。ちょっと湿り気がある場所できれいな花を咲かせています。昨日は二人の女性にこの花をプレゼントしたところ、そばにいた男性に「花言葉は?」と訊かれました。この花の花言葉は「私にさわらないで」。とは言っても触りたくなります。
タイリンヤマハッカを今年初めて見つけました。これもやはり、ちょっと湿り気のある場所が好きなようです。花の形は春の花、ミチノクエンゴサクに似ています。
野菊の代表格、ノコンギクの良い色の花をつけたものに出合いました。わが家の牛舎脇のものとは違って、紫色がいい。
昨日、ずっと追い続けていた野の花はシラネセンキュウです。白く、細かい花をたくさんつけた様子はいつ見ても惚れ惚れしてしまいます。この花の写真は白い紙に白黒印刷してもきれいなところがそのまま出ます。だから、大好きです。
会いたい、会いたいと思っていた花に初めて出合う感激は言葉に表すことができません。この時期に咲くウメバチソウもそうでした。昨日、あるところでばったり出会いました。そばにいた男性に、「この花、わかりますか」と訊かれて、「もちろん、わかります」と答えました。この花は私が、それこそ、いつかは会いたいと10年以上にわたって探し求めていた花ですから。写真を撮りまくりました。今回の出合いによって、私のホームページに掲載している「野の花」に新しい花を1年ぶりに掲載できます。