上越市議会には食糧農業農村議員連盟の稲作体験グループがあります。これまで、大島区菖蒲の決まった圃場で田植えや稲刈り体験などをしてきました。今年は春耕期が市議選と重なったこともあり、昨日が初行動の日となりました。今回は刈り取りではなく、稲の出来を確認してこようと、菖蒲生産組合の横尾栄一さんや飯田英人さんから案内していただきました。
現地の標高は500メートル前後。さわやかというよりも寒さを感じました。横尾さんの話だと、家では毛布を3枚かけて寝ていると言います。今年は豪雪と夏のからから天気の影響をもろに受けたようです。稲の分株が進まず、背丈も低い状態でした。来週には稲刈りをしたいということでしたが、収量は一反ベースで約300キロ(5俵)くらいになる見込みだそうです。でも味は抜群とか。今度、食べてみたいと思います。写真は飯田さんから説明を受けているところです。
そば畑も見せてもらいました。白い花がきれいで、これをバックに写真を撮る議員が何人もいました。
昨日は現地視察をしたのち、菖蒲にある古民家、飯田邸を見せてもらいました。萱ぶき屋根の修復作業が始まったばかりで、現場の足場組みがされていました。1200万円ほどかかると言います。それにしても見事な建物でした。
昼食後、大島音楽協会主催の「大島ふれあいコンサート」に出てきました。今回は須川展也のサクソフォン・コンサート。ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」などの古典、日本の民謡、童謡などの演奏をたっぷり聴くことができました。須川さんがNHKの朝ドラ、「 SAKURA」のテーマ音楽を演奏しているとは知りませんでした。この曲は生で聴くととてもよかった。あと、印象に残った演奏曲は「テイク5」です。生演奏の魅力、楽しさをいっぱい味わってもらおうと、舞台から観客席に下りてきての演奏は素敵でした。演奏の途中で聴こえた「ヴォッ」という音はサクソフォンの「おなら」かな。
昨日はこのほか、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金、そして知事選、衆院選対策の会議もあり、帰宅したのは夜10時半近くでした。