昨日は大忙しでした。前の晩、仲町でのオリエンテーリングで飲み、遅くなったものですから、ひと眠りをして朝までに市政レポートを作成しようと思っていました。ところが、目をさましてみると、何と朝の5時です。時計とにらめっこしながら原稿書きをしました。途中、妻を駅まで送る時間がありましたが、9時までには何とか書き終わりました。その後、急ピッチで印刷して市役所へ。
市議会は昨日から常任委員会です。午前と午後の前半まで傍聴しましたが、朝から忙しく動いたせいか集中力が落ちて、大事な質問でもろくなメモをとれませんでした。そういうなかで記憶に残っているのは福祉有償運送の議論と保健師の体制の問題です。前者については、私が知り得ている情報は古く、最新情報をしっかり入手しなければならないと思いました。保健師については木田庁舎にいったん集中させて、今度各区に戻す形をとったというのですが、いまひとつ実感がわかなかったですね。ハイリスクを持っている人たちのところを中心に家庭訪問をする意義はわかりますが、健康維持、予防の観点から普通の高齢者の世帯もまわり、「身近な保健師さん」として頼りにされていたかつてのような関係をつくれるかどうかが問われていると思います。
夕方からは高校時代の同級生に誘われ、ハンガリーの人たちの合唱を聴きに行きました。世界の合唱コンクールでグランプリを何度も獲得しているグループですが、生の声の魅力を感じました。私は前列の2列目という、とても近いところで聴いたのですが、声が体の中から大きな音になって出てくる、そんな気がしました。すごい迫力です。そして何といっても一番の魅力はハーモニー、6人の歌い手さんはそれぞれ違う魅力的な声を持っていて、6人の違った声を組み合わせてひとつの演奏にしていく。人間の声だけでこんなにも美しく、魅力的な演奏ができるのかと感動でした。聴いた曲はみんな素晴らしかったのですが、私が一番よかったと思ったのは、「いい湯だな」(そう、ドリフの例の曲です)でした。残念だったことが一つあります。40数年ぶりで会えるのではと思った同級生を探したのですが、とうとうわからずじまいでした。