4日にスタートした市議会の9月定例議会が昨日終了しました。詳しいことは10月7日発行の市政レポートでお知らせしますが、日本共産党議員団の平良木議員が昨年度の一般会計決算認定、国保会計決算、今年度一般会計補正予算などで反対討論しました。
このうち昨年度の一般会計歳入歳出決算については、反対の最大理由は、合併時の約束事であった地域事業費制度の見直しを行い、枠の撤廃をしたことです。地域事業の進捗管理をキチンとやらなかった事実も責任もあいまいにしたまま決算をすることは許されない、と言うことです。(仮称)厚生産業会館に関しては昨年度、市は整備基礎資料の作成を外部に委託し、この事業を大きく進めました。私たちは繰り返し、「建設の可否を含めて市民の意見をもっと聴くべきだ」と主張してきましたが、それは軽視されてきました。これも反対理由の一つにしました。
本会議が終了してからも重要な会議が続きました。ひとつは全員協議会です。議場に国旗、市旗を掲揚するよう求めた陳情が3月議会で賛成多数で採択されたことを受けて、どうするかの議論が1時間近く行われましたが結論は持ち越しとなりました。私は反対の立場から、「上越市議会は議会基本条例の制定などで全国的に注目されている。これまで上越市議会は新しいことに取り組む時は全会一致ですすめてきたという伝統を守るべきだ」と主張しました。
重要会議のふたつめは総務常任委員会の所管事務調査です。新市建設計画の見直しが議題でした。合併特例債が10年延長されたことから、とりあえず計画を3年延長し、平成29年度までにし、新たに(仮称)厚生産業会館の建設、新水族館の建設、上越斎場の建設などの事業を追加することが提案されました。調査は始まったばかりですが、市民の最も望んでいることは何かをしっかり押さえて見直しを進めるべきだと思います。
昨晩から今朝にかけて市政レポートを7000枚印刷しました。今号は私の一般質問が中心です。ブログの記事を見直し、内容も多く記載しました。次の日曜日にはホームページにも掲載します。