きょうから9月議会が始まりました。きょうは市長が約1時間半にわたって提案理由を説明、その後、永島議員など4人の議員が登壇して総括質疑を行いました。
総括質疑の中でこれは大事だなと思ったことがいくつかありました。ひとつは生活保護世帯の自立の問題です。今年の3月31日現在、上越市内の生活保護世帯は908世帯で、そこに1203人の人たちが暮らしておられます。そのなかで就労した人がどれくらいいたか。高齢者、母子、障がい者世帯の場合はどうで、18歳から65歳までの稼働年齢層ではどうかあったか、メモを取れなかったので、後日、インターネット中継録画を見て確認したうえで数値を書きたいと思います。
農業分野での新規就農者の動向も注目しました。これも数字が明らかにされました。ここ2、3年、就農者の数が増え続けています。3年間で91人だったように思います。その内、親元で就農した人が19人、農業生産法人のところへ就農した人が67人、その他が5人でした。法人のところへ就農した人で、離農することなくずっと就農している人は44人にも上ることを聞いてほっとしました。市長の答弁で、「今後、どういう担い手が必要なのか」を議論していく必要があるという言葉がありました。大事なことだと思います。
市民クラブの代表が会派内で議論して、昨年度の総括の視点をまとめていたのも大事なことだと思いました。私たちももう少し時間をかけて議論するべきだったと反省しています。というのは、昨年度の取り組みのなかで原子力防災対策も重要課題のひとつだったのに落としていたからです。これは常任委員会の審査の中で重視していきたいと思います。
さて、私の出番は明日の2番手です。時間的には午前10時40分ころになるだろうと思います。地域事業費制度の見直し、行政改革、指定管理者問題、「地域支え合い体制づくり事業」などについて質問します。なるべく質問原稿を準備してのぞみたいものです。