昨日の市議会文教経済常任委員会で山岸行則副市長は現在閉館している大山温泉あさひ荘の今後について問われ、「できれば12月議会中ぐらいに議会と地元に方向性を出したい」とのべました。これは、日本共産党議員団の上野議員の質問に答えたものです。
上野議員は、「6月議会で副市長は再開の模索、検討をしていくと答弁したが、その検討の結果を知りたい。また、この間、地元から様々な再開の要望が出されている。当施設は大島区の観光やまちづくりの中心であり、再開の要望は強い。採算の点など難しい点もあろうが、要望は強い。市とどのような検討をしているのか。展望を示すことは市の責任だ」と質問しました。答弁に立った山岸副市長は、「できれば12月議会中ぐらいに議会と地元に方向性を出して、再開できるならば来年度から再開するという方向を含め、12月中ぐらいに展望を示したい。再開できるならば、行政が直轄で運営をしていくのか、場合によっては民間でやってもらえるのか、また、再開できなければ今後どのような整理をするのかという方向を含めて、今の予定では、12月議会の段階で示せるように検討を進めている」とのべました。
同議員はまた、8月下旬にあさひ荘を議員有志で視察したことを踏まえ、「厨房などはぎりぎりまで業務をしていたことがわかった。このままでは水回りなどが傷みかねない。再開までしっかり管理をしてほしい」と訴えました。写真は大山温泉あさひ荘、8月28日撮影。