旧吉川町議だった北井義尚さんが一昨日、熱中症のため亡くなりました。北井さんは1978年(昭和53年)秋の町議選で当選、以来3期にわたって一緒に仕事をさせてもらいました。この前に会った時はとても元気だったので、亡くなったことが信じられません。
きょうは北井さんの葬儀でした。残暑が厳しく、参列者の多くは上着を脱いでいました。焼香が終わってから、外に出たら、日陰は思った以上に涼しく感じられました。おそらく、親戚の人だと思いますが、この日陰のところで、若いお母さんが赤ちゃんを寝かせていました。コンクリートの上に段ボールを敷き、ハンカチを枕に生後6カ月くらいの赤ちゃんが「大の字」になって寝ているとき、お母さんと3歳くらいの子どもがかわるがわる団扇で赤ちゃんに風を送っていました。素敵な光景でした。
不思議だったのはセミの鳴き声がほとんど聞こえなかったことです。私だけかなと心配になり、近くに住む人に訊くと、普段はセミ時雨がすごいとのことでした。二人で本当に鳴いていないねと確認しました。きょうはどうして鳴かなかったのでしょうか。