雁木通りにリンリンという音が響きます。いいもんですね。昨日、上越市高田の雁木を歩いてみました。風鈴のほとんどはガラスで出来たものでした。このガラスの高い音に混じって、瀬戸物で出来た風鈴の音も聞こえてきました。雁木を吹き抜ける風はちょっぴりであっても風鈴の音が風が流れていることを伝えてくれます。
雁木と風鈴は素敵な空間をつくりだしています。このほど行われた景観コンクールには、本町や大町など多くの市民や団体が参加しました。昨日は、妻と一緒に歩きながら、一般の風鈴とともに入賞作品も見てきました。その中の一つ、大町5丁目のみなさんの作品をご覧いただきましょう。風鈴と蝶が見事に一体となった作品で、これは団体の部でグランプリを獲得したとか。
私が子どもだったころ、風鈴はどこの家でもありました。もちろんわが家にも……。風鈴の音が聞こえるなかで、団扇をあおいでもらってすやすや眠る赤ちゃんの姿が目に浮かびます。最後にやはり風鈴の音を聞いてもらいましょう。高田の本町通り、高田小町付近の風鈴です。