どこまで進化していくのか、どこまで広がっていくのか。昨日行われた越後よしかわやったれ祭りを観てそう思いました。手作りの稲穂竿灯はペットボトルを再利用して作ったものですが、ろうそくで焼け落ちてしまわないように氷が入れられています。子ども神輿は年々広がっている。若者たちはますます熱くなっています。神輿を担いだ人たちの中には福島からの避難者もいます。そして昨日は中郷区からゆるキャラもやってきました。
まずは夕方の祭り会場の写真をご覧ください。夕陽を浴びた稲穂竿灯と人出。原之町商店街にこれだけの人出があると景色がガラリと変わりますね。
私が祭りに参加したのは午後5時過ぎから。屋台で売っていた尾神そばで腹ごしらえをし、生ビールを飲みながら、マジックやよさこいソーランなどを楽しみました。よさこいグループ、百華踊乱のみなさんの踊りがとても楽しそうでした。
さあ、陽が落ちてからの稲穂竿灯です。いつもと違った角度から写真におさめてみました。今年の夏のように日中は猛暑で朝晩、気温が低くなるときは豊作です。稲穂が力強く見えませんか。
祭りが最高潮になるのは神輿行列です。今年も熱く、熱くなりました。太鼓の音が響き、元気なわっしょい、わっしょいが繰り返される。神輿を担ぐ人たちに水が掛けられても、熱くなるばかりでした。たくさんの写真の中から吉川中学校の生徒のみなさんの神輿を紹介しましょう。
そうそう、ひとつニュースを。来年の祭りには吉川中学校の生徒たちが新しいことをやってくれそうです。というのは、現在、吉川中学校でゆるキャラづくりが進行しているからです。どんなものが登場してくるか楽しみです。
腰が痛いのでなるべく椅子に座っている時間を短くと思い、来賓席周辺をぶらぶらする時間を長くとりました。そこで見つけたものがあります。祭りに寄せられたコメントの中には、「私と周りの人たちが明日も幸せにいられますように」「こげぱんを食べて、こびとを見つけられますように。おねがいします」など優しさと素直な希望が書かれているもがいくつもありました。また奉納された米俵の脇の、大きなろうそく、溶けだして細くなっているのを見ました。もっとも、これは小さな子どもが発見し、私のところに細くなったろうそくの棒を持ってきてくれたので初めて知ったのですが。
「豊作じゃ」の三唱をして祭りが終わったのは午後9時ころでした。日頃、なかなか会えない人とも会うことができました。また、筒井代議士とは来賓席が隣同士だったこともあり、農業関係の話をたくさんしました。いまの季節、どこの農家でもきゅうり、なすなどの農産物が余っています。これを都市部に持ち込めないか、などいろいろと意見交換させてもらいました。