通学路、防雪柵設置などの要望を受け議員連盟が調査
昨日は県道新井柿崎線整備促進議員連盟の現地調査が行われました。市議改選後初めての行動です。調査には議員連盟に加入している市議全員(11人)と上越市区選出の県議全員、それと上越地域振興局の担当部課長が参加しました。
今回の調査では地域から要望が上がっている23か所のうち9か所を選んで、車を降り、現地を歩いて関係地域のみなさんから要望をお聴きしました。このうち、野尻地内の歩道整備に関しては、私が一般質問でも危険個所として取り上げた場所の一つです。これについては県側から注目すべき発言がありました。今年度は幅広路肩として約100メートルを調査し、工事していきたいというのです。これまでの運動が実りました。地元町内会長さんは「古川県議さんの時代から要望してきた40年がかりで、ようやく動いた」といって喜んでおられました。次の写真は野尻地内でのものです。
三和区下中地内の歩道整備要望箇所については、そもそも道路幅が狭くて、しかもカーブしていることから極めて危険な個所です。上越振興局としては道路改良という形で要望をあげているといいます。一定額の調査費がついたということではありましたが、急いでほしい個所の一つだと思いました。地元の人が私に、「橋爪さん、ここは春になってゴミ拾いするとホイルキャップがいくつも落ちているんです」と声をかけてくださいました。冬場、対向車を避けて走る車が道路わきの歩道に接触して外れるということでした。
県道新井柿崎線は冬になると、地吹雪が荒れ狂う道路として知られています。西風、北風をまともに受ける道路だからです。防雪柵の設置はかなり進みましたが、依然として早期に固定型の防雪柵設置をという要望が上がっているのは、大潟区高橋新田から吉川区梶地内を経由して柿崎区江島新田の間です。私も今冬の地吹雪でひどい目に遭いました。梶十文字付近で車を降り、大潟区総合事務所と吉川区神田町町内会長さんから説明していただきました。県側の説明によりますと、今年、すでに一次調査(概略設計)が終わり、詳細設計に入っているということでした。具体的な整備までもう一歩のところまで来ました。
最後にデータを一つ紹介しておきます。県上越地域振興局によると、県管理の道路のうち、歩道整備が終わっているのは61.5%ということです。これは全県データです。まだまだ整備は遅れていますね。
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