おそらく50数年ぶりだと思います。上棟式後の餅まきを見たのは。昨日の夕方、吉川区大乗寺のコミュニティセンター(集会所)の上棟式に参加してきました。大乗寺町内会の小さな子どもたちから高齢者まで参加していて、まさに総出でした。
大工の棟梁の祈願の後、町内会長さんが祭壇前で二礼二拍一礼で祈願。お神酒と塩を建物の四隅の柱のところにまき、棟札をひとりの大工さんが玄関口の高いところに打ち付けると、いよいよ餅まきです。3人の職人さんが屋根に上がり、大きな丸い餅、紅白の四角い餅などをまきました。
大事な記録にと思い、動画でも撮りました。時間のあるときにごらんください。
私の記憶に残っているのは、昭和30年のわが家の上棟式と餅まきです。と言っても、競争して餅を拾ったことぐらいしか憶えていませんが。昨日の餅まきでは、「懐かしいねぇ」という言葉を何回も耳にしました。大人の人たちの声です。そして昨日は、子どもたちも大勢来ていました。餅を拾った子どもたちには、今回の餅まきがしっかりと記憶されるでしょう。
私はカメラを回していたので、拾うチャンスはありませんでした。でも、町内会の役員さんがまいた餅と同じものをくださいました。どうです、いいでしょう、この餅は。