昨日の新幹線・並行在来線等対策特j別委員会で信越線脇野田駅移設事業に係る工事の施行協定書が公開されました。同協定書の正式名称は「上越市新幹線新駅地区土地区画整理事業及び信越線脇野田駅付近移設事業に係る工事」についての施行協定書です。本年3月6日、上越市と東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)との間で締結されていたものです。
協定書には、工事の費用及び負担、年度協定、設計変更等、工事費の清算、工事の完了確認、用地の処理、損害の負担などが盛り込まれています。注目の工事費は総額概算31億3102万円で、全額上越市が負担します。工事を進めるにあたって、上越市とJR東日本は年度ごとに当該年度ごとの施行協定を締結することになっています。JR東日本は、年度ごとに工事の決算額を出し、上越市は年度ごとの出来形確認及び竣工時の工事完了確認を行って、速やかに工事費を清算するとしています。
今回の協定書に関しては3月9日の総務常任委員会で私がとりあげ、「協定書は基本情報だ。すぐに明らかにせよ」と迫りました。しかし市当局は、相手方であるJR東日本と協議するということで、すぐには公表されませんでした。今回の内容を見る限り、公開することによって問題が生じる要素はないと思います。なぜ3月時点で公開できなかったか理解できないですね。協定書全文は、近いうちにPDFファイルにしてこの日記に掲載します。