総務常任委員会並びに委員協議会が行われました。私は、新幹線駅周辺まちづくり事業、自治総合センターのコミュニティ助成事業、第三セクターの固定資産所有などで質問しました。
コミュニティ助成事業では、神楽、音響設備、除雪機などコミュニティ活動に直接必要な設備に助成する一般コミュニティ助成事業と集会施設の建設整備に対して助成するコミュニティセンター助成事業などがあります。「当初見込みを上回る助成決定があった」との市の説明を受けて、申請と助成決定の実態などについて質問が集中しました。今年度は52件の申請があり、助成決定は17件だったといいます。どういう場合に助成決定となるのかなどまだよく見えない部分がありますが、町内会活動をすすめていくうえで、大いに活用した方がいいと思いました。
第三セクターの固定資産所有問題は今後の第三セクターの経営改善などを考えていくうえで重要な問題です。2年前の3月に、第三セクター経営検討委員会がまとめた報告書では、「第三セクターの経営改善を推進する上で、解決・解消すべき共通の課題」の一つに、「公の施設の一部として、指定管理者である第三セクター所有の固定資産があるなど、適正な固定資産の所有形態がとられていない」とあります。私は、適正でない実態が各第三セクターでどれだけあるのか、いつまでに改善していくかについて野口副市長や関係部課長に質問しました。
所有の適正化が求められている各第三セクターの固定資産がどれくらいになるかについて、池田行政改革推進課長は、「決算書の貸借対照表の固定資産額が目安になる」と答えました。会議後、調べたところ、総額で2億322万円ほどになります。一覧表を作成しましたので、別表をご覧ください。今後の方針について行政側は、「数値などは確認しているところだ。今後の方向性はきちっと出さねばならないと考えている」(野口副市長)「だれがいつどういう判断でいまの状況になっているかという問題もある。速やかに整理していきたい」(土橋総務管理部長)と述べるにとどまりました。委員協議会で、私から、「遅くとも9月議会までに改善を」と求めましたが、今後の動きに注目したいと思います。
きょうは、市政レポート作成作業を始めました。原稿を書き上げ、印刷する日と一般質問の日が重なりそうなので、パニック状態です。