きょうも吉川区総合事務所主催の地区別懇談会を傍聴してきました。会場は山間部の源地区公民館と平場の吉川コミュニティプラザです。運動会や草刈りなどがあって、参加者は少なめでしたが、意見や要望はたくさん出ました。
源会場では、「公民館を利用するための手続きが厄介になった。もう少し簡単にできないか」「うぐいすの里でのディサービスの利用状況はどうなっているか」「集落内の道路の草刈りは町内会でやっている。問題は集落間だ。年に2回は刈ってほしい。また、業者が草刈りした時、側溝に落としておかないよう指導を」「道路除雪のため、5月20日近くになっても田んぼに雪が残っているところがあった。県にも伝え、早めにお願いしたい」などの要望、質問が出ました。
吉川会場でも要望が相次ぎました。「市道除雪で舗装のはげたところがある。また水害で農道の崩落したところが2か所そのままだ。何とかしてほしい」「東田中分館の建物は老朽化している。地域住民が寄る拠点施設だ。地域振興のため手を打ってもらいたい」「市営住宅付近から狭い市道を通って子どもたちが通学している。交通安全のため毎日、ボランティアで子どもたちを守っているが、冬場だけでもバスに乗せてもらえないものか」などです。要望には後日回答するというのもありましたが、全体として、丁寧に答えていましたね。
懇談会では、参加者がどんな質問、要望を出されるか、関心があります。それぞれの会場ならではの質問があったり、地域性を感じる質問があったりします。それと、総合事務所や社会福祉協議会の説明で初めて知る事業もあります。たとえば、判断能力が低下している人を対象にして、金銭管理や書類預かりなどを行う日常生活自立支援事業。社会福祉協議会が2年ほど前から取り組んでいることを知りませんでした。勉強になりました。
市政レポート1556号、「春よ来い」の第206回、「八十八の祝い」をホームページに掲載しました。ごらんください。