恒例となった「山菜料理を楽しむ会」、心配された雷雨はなく、後半にぱらつく程度の雨があったくらいの天気のもとで行うことができました。市議選直後ということもあって、選挙戦でのエピソードなどを出し合い、飲み、語りました。初参加の人のなかには40数年ぶりに再会した人もあって、とてもうれしい会となりました。
出された山菜料理のほとんどは天ぷら料理です。ウド、コゴミ、タラの芽、ウワミズザクラ、ウルイなど揚げたばかりのものはじつに美味しかった。このなかでも注目されたのは、いま、花どきを迎えているウワミズザクラ(私たちのところではネズミザクラとも言います)の天ぷらです。塩漬けをして食べたことのある人は結構いましたが、天ぷら料理は初めての人が多く、珍しがられました。下はその写真です。
会では朗読、昔話、オカリナ演奏なども楽しみました。オカリナは今回も友人の重野昌平さんから来ていただき、「花祭り」「春よ来い」など数曲を演奏してもらいました。「春よ来い」は言うまでもなく、松任谷由実の歌ですが、私の書き続けている随想のタイトルと同じこともあって、重野さんは特別の思いを込めて演奏してくださいました。
今回の会では、ウワミズザクラが正面に飾られました。白い小さな花が緑の葉とよく合います。そばまで来て、「これも、近くで見るとやはり桜の花なんだね」などと観察する人、記念写真を撮る人などがいました。今回はウワミズザクラが大活躍でした。