午前11時ころでした。日本共産党上越地区委員会の伊藤誠委員長から電話があったのは。「今朝、橋爪さんのビラの新聞折り込みがあったらしく、どこどこのTさんという女性があなたの声を聞きたいと事務所に連絡されてきた。電話してもらえないか」という内容でした。Tさんという名前を聞いて、ひょっとすると30数年前に3ヶ月間一緒に仕事をしたことがある人だと直感しました。すぐに電話をすると、間違いなく、私が予想した人でした。
電話をしたところ、Tさんは大喜びでした。こちらもたいへん懐かしく思いました。時間があったら会って話がしたいというので午後から時間をとって会いに出かけてきました。Tさんは82歳になっていました。お連れ合いを亡くされ、昼間はひとり。私のビラを見て、30数年前に牧場で働いていた頃を思い出したのでしょう。次から次へと思い出を語ってくださり、びっくりしました。私については、「市議になった時からずっと関心を持ち応援してきた。ビラはいつも見ている。今度は名前を書ける(これまでは選挙区が違っていた)のでうれしい」と語ってくださいました。
Tさんのところからの帰り道、吉川区に入ってまもなく、白鳥たちが田んぼで餌をさがしているところに出合いました。私が辻立ちしているときに見かけた白鳥たちかも知れません。かなり近づいても逃げようともせず、一生懸命餌をさがしていました。田んぼではカラスとも仲良くしていました。写真は尾神岳をバックに白鳥たちを撮ったものです。