いま、朝の挨拶(辻立ち)から戻ってきたところです。いつも7時25分ころから数分間、一緒になるのは交通誘導をしているWさんです。きょうは小学校の卒業式で、「今年度もきょうが最後ですね」と声をかけたら、「おれも、きょうが最後だ」と言われ、びっくりしました。すでに原之町町内会長さんに辞意を伝えてあるということで、4月からは新しい交通誘導員が配置されるようです。
Wさんは、児童の姿が見えると、横断歩道を大股で渡り、「おはようございます」と言って児童を迎えました。きょうは風邪でもひいたのでしょうか、歩いてきた児童はわずかひとりでした。Wさんは、児童を誘導した後、中学生のY君とともに歩いて自宅へ帰るのが日課になっていました。ところが、そのY君はきょうは遅くやってきて、一緒に歩くことができませんでした。私からは、「ご苦労さんでした」と声をかけたのですが、一人で歩いて帰る姿はさみしそうでした。
Y君がやってきたとき、「Wさん、きょうが最後なんだって」と言うと彼も初めて知ったようです。「おまん、来なくて、とてもさみしそうだったぞ。早く行って、声をかけてやってくれや」と頼んだところ、Y君は急ぎ足でWさん宅の方へ行きました。そのまま、戻ってこなかったところをみると、一緒になって、話し込んでいたのかも知れません。そうであれば、いいのですが。
昨日は午前中がビラ配布、午後からTPP反対集会、その後、議員団会議と続き、疲れて、日記は書けませんでした。TPP反対集会での講演はパワーポイントをフルに活用してじつにわかりやすいものでした。日本の自立のためにはTPPに参加してはいけない、マスコミがこぞって賛成を言っている中で、みんなが反対の声を発信しないと、郵政民営化の時と同じようにやられてしまうという指摘など、いくつも学ぶことがありました。