先日の一般質問で私は、「豪雪時における救助は緊急かつ一次的なものだ。資力や労力などがあるかないか関係なしに救助すべきとの厚生労働省の見解(2月27日の参院災害対策特別委員会での政府答弁)どおり動くべきだ」と主張しました。これに対して野沢健康福祉部長は、県を通じて3回にわたり厚生労働省に問い合わせたが、「基本は変わらない。詳細は『災害救助の実務』の通りだとの答えだった」とのべています。これと同じ趣旨の答弁は、中川議員の一般質問でもありました。
これは政府答弁とは食い違った重大な内容です。県と厚生労働省の間でどういうやりとりがあったのか、知りたいところです。この問題を上野議員のブログなどで知った井上さとし参院議員から昨晩、「あまりにひどいので、質問を起こして、厚労省に送り、実際に問い合わせがあったのか、あったのならどう回答したのか、国会答弁を否定するような上越市議会での答弁にどう対応するのか回答するよう求めているところです」とのメールが届きました。
私が一般質問で紹介した厚労省審議官の発言は事実であり、関係者にとっては朗報でした。この厚生労働省見解を積極的に受け止めて、救助を求めているすべての人たちを救助していくのが「市民がど真ん中」の市政ではないでしょうか。井上さとし参院議員の調査結果ももちろんですが、上越市の今後の対応に注目していきたいと思います。