市議会は昨日が一般質問の最後の日でした。いつもなら30人前後の議員が登壇するのですが、今回は19人しか質問に立ちませんでした。今期で引退する議員が多数質問に立ったのにたいして、4月の市議選に出馬を予定している人が少なかったように思えます。
私の質問は18人目。質問では豪雪対策と並行在来線対策の2つをテーマにし、豪雪対策に絞り込んで再質問を繰り返しました。豪雪対策の質問の狙いは、災害救助法適用下にあっては「助けてという状態になっている人をすべて助ける」姿勢に立ってもらい、応急的で、一次的な救助なんだから資力、労力は問わないことを明らかにすることでした。質問にあたっては具体的な事例を示し、問題点をわかりやすくする点ではうまくいったと思います。とくに、豪雪時の災害救助が緊急かつ一次的な救助であることは行政側も議員にも事実を通してわかってもらえたと思います。ただ、質問の詰めが弱かった。豪雪時の災害救助に関して画期的な見解が国会で示されているのですから、「この見解に基づき救助すべきですが、この通りにやってくださいますね」という一言が足らなかったと反省しています。
並行在来線の問題では、2月17日の新潟県知事と前田国交大臣との合意によって、並行在来線会社の経営方針などの見直しが行われるのかなどいくつか質問しました。これに対して、今回の合意や急行「きたぐに」等の廃止、豪雪対策などによって、「計画策定時の条件が変わってきたため、新潟県並行在来線株式会社では、現在、全体を含めた経営計画の見直しを行っている」との答弁がありました。今後の動きを注視していきたいと思います。
今回の質問では、地元の吉川区から後援会長、事務局長など3人の人たちが傍聴に駆けつけてくれました。知っている人たちが議場で聴いていてくださるというのはとてもうれしい。3人の傍聴者のうち、2人は初めて市議会での私の質問を傍聴してくださいました。「力強い質問だった。来てよかった」という声を聞いてホッとしました。