議会の本会議が午後4時過ぎに終わったので、板倉区国川の地滑り現場へ行ってきました。総合事務所などの情報によると、地滑りの先端部は、きょうの午後1時までの24時間で約3.8メートル進んだといいます。地滑りはこのまま進むと、国川の西方向にある曽根田(新屋敷)にまでおよぶ恐れがあるということで、市は昨晩、そこの5世帯20人に避難準備情報を出したということです。
被害防止のために、県は山腹でのボーリング工事(水抜き)をさらに強化し、県道三和新井線では引き続きコンクリートブロックの設置工事を行っています。避難準備情報を出した曽根田への被害を事前に防止するために、トンパックなどを積む作業も始まっています。現場周辺は昨日よりも工事車両が増え、バックホーやブルなどが忙しく動いていました。
県はきょうの午後、マスコミなどに国川の地滑りの応急対策などについて説明しました。その時に使った「国川地すべり応急対策及び調査平面図」を入手しましたのでごらんください。放射線状にパイプを打ち込む水抜き工事場所、大型土のうやGPSの設置場所などが書き込まれています。