板倉区国川地内の地滑り現場を午後から視察してきました。建物の倒壊などがすすんだ結果、被災したところが昨日よりも膨らんだようにように見えました。押しつぶされたり、横倒しになったりした建物が眼前にあると恐怖をおぼえます。雪の山の高さは、高いところで20メートルほどになっているといいます。巨大な雪の山が民家を襲う様はまさに「白い津波」といった感じです。下の写真はいずれも午後3時40分ころ撮影しました。
今回の地滑りの対策を進めるために、きょうは専門家も現地入りしたという情報が入ってきました。地滑りは基本的には融雪に伴うものとの判断で、妙高砂防事務所では懸命に水抜き作業をすすめています。板倉区総合事務所によると、地滑りの先端部の動きはきょうになってスピードが落ちてきて、午前7時から午後2時までの7時間に1.1メートルの伸びにとどまっているということです。昨日の市議会総務常任委員会の時の説明では1時間に75センチでした。