東日本大震災から1年がたちました。街頭宣伝の前に板倉区国川の地すべり現場をまた訪れてきました。長嶺さんの家はさらに押されて、家の裏側が持ち上げられ、隣の家にくっつくまでになっています。きょうも、トタンや板などが押され、不気味な音を出していました。地すべりした山の中腹では、バックホー等が動いていました。中腹に溜まった水の抜き取り作業が始まったようです。
地すべりして流れ出てきた先端部の近くには上江用水があります。土地改良区の理事長さんのお話によると、ここがふさがってしまうと下流域の広大な田の植え付けができなくなるとのことです。昨日から今朝の3時ころまでかかって大きな管をふせる作業が行われました。トンパックの下に管がふせられています。