福祉交流プラザを障がい者などの「福祉避難所」として指定してほしい。高齢の要介護の親と障がいを持った子どもが同じ屋根の下で暮らせる施設整備をしてもらいたい。吉川高等特別支援学校の生徒が通学しやすいように、高田発、板倉、三和、頸城経由の路線を新設するよう働きかけて……。上越市の心身障害者福祉団体連合会の代表が、きょうの厚生常任委員会で陳情の趣旨説明をしました。
藤田会長の話はとても新鮮でした。大地震の際に障がい者の人たちが右往左往することがないように「福祉避難所」を設置してもらいたいという話にしても、介護保険法の施設と自立支援法の施設を1階と2階にわけて造り、親子が同じ建物のなかで暮らせるようにという話にしても、初めて聞く話でしたが、きわめて当然の要望です。ぜひ、実現させたいものです。
県立吉川高等特別支援学校の生徒の通学がたいへんだということは知っていましたが、今回の陳情で出てくるとは思いませんでした。今冬の豪雪の中で生徒も学校側も苦労したこと、それに、県道新井柿崎線沿いに通学バス路線がないために、吉川特別支援学校に入りたくても入れない人たちがいることを意識しての陳情だと思いますが、タイムリーな陳情だったと思います。中越、下越ではすでに実現しているそうですので、上越市でも早急に実現させてほしいですね。
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