毎月、私のところに送られてくるさまざまな団体の機関紙のひとつに『不屈』があります。これは治安維持法犠牲者国家賠償同盟の機関紙です。この2月号(NO452)を読んで驚きました。中央の機関紙本体(8ページ建て)よりも新潟県本部がだしている付録の方が4ページも多く、12ページ建てになっていたからです。この力の入れ具合はたいしたものだと思いました。
今号の付録の内容も興味深いものでした。トップページには、最近話題の映画「山本五十六」の映画評が掲載されています。この映画は私も観ていますが、これまで、私が思っていた山本五十六のイメージとは全く異なり、「だれよりも開戦に反対した男」として描かれていました。映画評はこの点の解明をしています。また、資料として掲載されている歴史学研究会の教科書問題でのアピールも参考になりました。
私も市政レポートという小さな新聞を発行しています。『不屈』のように、地域で付録をだすようなことは簡単にはできませんが、東京都の面積の半分もある、この広い上越市ですから、できるだけ地域性のある記事を、レポートを配布する地域に合わせて書いていきたいと思います。