きょうの市議会文教経済常任委員会で市教委の勝俣教育総務課長は、小型除雪機を市内のすべての小中学校に計画的に配備していく方針であることを明らかにしました。これは、日本共産党議員団の上野議員に答えたものです。
今冬の豪雪では、学校の除雪作業も大型除雪車が入らないところではたいへんでした。市内の76の小中学校のうち、小型除雪機のないところは小学校が22校、中学校が7校あります。上野議員は、「後援会などで除雪機を導入したところもあるが、市費で整備すべきではないか」と質問。勝俣教育総務課長は、「各学校には必要だと思っているので、計画的に配備していきたい。また、すでに入っているところでも除雪機が古くなっているところもあるので、これらも順次更新していきたい」と答えました。
特別支援学級に入る児童生徒が急増しています。市内の小学校では、今年は580人程度といいますが、来年度は650人ほどになるといいます。中学校も同じく、160人から207人へと増える見込みとのことです。
なぜ、急増するのかについて、中川議員が質問していました。これは直接的には、市教委による実態把握がすすんだことによりますが、中野教育長は、「発達の遅れが目立つ子どもが増えてきている。最近は家族がだんだん小さくなってきている。子どもたちの成長のためには、たくさんの人たちとのふれあう機会が必要だが、これが少なくなった。これは大人のせい、世の中のせいだ。(発達の遅れを)早く発見し、対応すれば遅れは取り戻せる」とのべました。