上越地域消防事務組合は新年度一般会計予算で可搬型の放射能測定器を8台購入し、管内の6消防署2分遣所に配備し、上越市、妙高市へ情報提供する計画であることがこのほど明らかになりました。
関係者によると、これは上越、妙高両市から要請されたもので、各消防署などで観測する風向、降雨量などの気象データとともに消防事務組合のホームページで測定データで公表する予定とのことです。データは上越、妙高両市のホームページでもリンクをはって見られるようにするそうです。予算額は400~500万円ほどといいます。
これまで、上越市内には上越地域振興局健康福祉環境部に1箇所しか設置してありませんでした。同組合の定例議会が24日に開催されますが、そこで同予算案が可決されれば本決まりとなります。これまで市議会などで柏崎に隣接する柿崎区などに放射能測定器を整備すべきと主張してきただけに、実現すればうれしい。