朝の辻立ちはいつもよりも15分早くやめて市役所へ行きました。市の新年度予算の発表、市長による説明があるからです。朝の道路はツルツル状態で、ノロノロ運転をせざるをえませんでした。市役所到着は9時5分前、会議開始ぎりぎりでした。
新年度予算については市長が約30分間で概要を説明しました。市がかかげた重点テーマは、①北陸新幹線開業に向けたまちづくり、②災害に強いまちづくり、③中山間地域の振興の3つです。一般会計の予算規模は1241億2555万円ですが、土地開発公社債務整理事業補償金などを除いた実質予算額は925億5515万円となります。これは昨年度よりも2.3%低い数字です。
きょうの市長の説明のなかで、注目したことがいくつかあります。ひとつは、子ども医療費助成が通院も中学3年生まで拡大されたことです(一部負担金あり)。ふたつは、保育料です。県内の市で一番高かった保育料は、階層区分を13段階から20段階へと細分化し、全階層で引き下げられました。3つ目は住宅リフォーム促進事業が継続されたことです。これらはいずれも関係団体や日本共産党議員団などの提案と運動が実ったものです。こうした前進面と同時に、学校給食の民間委託の流れがさらに強められたこと、関係住民の声を無視して総合事務所の見直しが進められようとしていることなどにも注目しました。
3月定例議会の会期は今月28日から来月23日までの25日間。新年度予算などの審議が行われます。4人の党議員が力を合わせることはもちろんのこと、他会派議員とも一致できることは共同して市民の命とくらしを守るために頑張りたいと思います。