昨晩書き忘れたことをひとつ。昨日のマスコミ報道によると、「原発事故発生時の被ばく対策見直しを検討している内閣府原子力安全委員会の分科会は12日、甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤を、原発から半径30キロ圏内の各家庭に事前配布することが有効とする提言案を示し、安全委は、今後予定している原発事故対応の防災指針改定に盛り込む方針」(毎日新聞)といいます。
これは東京電力福島第1原発事故の際、ヨウ素剤を保管していても機能しなかったことを反省しての対応です。事故前から家庭常備を主張してきたものとしては歓迎します。上越市では現在、市立診療所、総合事務所など10箇所に約14万錠の安定ヨウ素剤を保管していますが、服用前に放射性物質が到達してしまう可能性がありました。今回の新方針で、ようやく解決されます。