安塚区からの情報です。総合事務所のあり方の問題で安塚区町内会長協議会が27日、安塚区地域協議会と同区選出市議会議員に要望書を提出したというのです。内容は、安塚区内の現状や住民の意見を十分尊重したうえで行政組織を再構築するよう市に働きかけてほしいというものです。
要望書では、「14市町村の合併から、組織・財政等を含め合理化は避けて通れない」としつつも、来春から大浦安(大島、浦川原、安塚の略称)をモデルとして、浦川原区に基幹的な総合事務所を設置し、産業建設グループを集約する市の試行計画は、災害の初動対応に不安があることや住民の声が聞き入れられていないことなどから反対だと表明しています。そして、緊急に市に対して意見書を提出するなど市への働きかけをしてほしいとしています。
市役所が住民不在のまま、行政主導で行政組織の見直しをすすめてきたことに対する反発はこれまでも地域協議会などの議論で出てきていましたが、いよいよ町内会にも波及しました。こうした動きは隣の大島区においても出てきており、今後、村山市長がどう出てくるか注目されています。
安塚区町内会長協議会が地域協議会に提出した要望書はクリックするとご覧いただけます。