12月市議会2日目。午前から厚生常任委員会でした。注目は放射能測定などを市に求める請願審査です。私は全会一致で採択されるものと思っていたのですが、なんと日本共産党と市民ネット改革の委員が賛成しただけで、あとの委員は反対したのです。市民のみなさんもびっくりすることでしょう。
放射能測定などを求める請願は、「上越市の子ども達を放射能から守る会」から提出されていたもので、「市内のすべての教育機関などのグランド、通学路などにホットスポットがないかの調査をして、速やかに結果と調査方法をHP、広報などで公表してほしい」「学校などで使う給食の食材に関して市独自の安全な放射能基準値を設定してほしい」「弁当の持参希望者に許可をしてほしい」ことなどを求めているものです。
きょうの委員会での採決の先立つ意見表明では、日本共産党の平良木委員などが国の基準の甘さなどを指摘し、子どもたちの健康を守る立場から賛成しました。しかし、「新政」、「創風クラブ」所属委員が、「文科省が新たな基準を作成した。これでいい」「上越市には独自基準をつくる能力がない」などと言って反対しました。