市議会主催の議会報告会が保倉地区で開催されました。同地区での開催は初めてです。参加者は60人を上回りました。
これまでの議会報告会については、「常任委員長の報告に工夫が必要だ」「もっと大勢の人たちに参加してもらい、初参加の人も発言できるように」など改善が求められていました。議会の各派代表者会議などで一定の議論が行われましたが、今回の報告会では、委員会で焦点となった問題にしぼって常任委員長報告が行われる等の改善がありました。一歩前進です。
保倉地区での議会報告会では、9月議会で大きな問題となった厚生産業会館(仮称)建設問題や地域事業費見直し問題だけでなく、保倉地区での大きな課題となっている保倉川放水路建設や農村部での人口減少と学校統廃合などについても参加者から発言がありました。直江津地区の工業地帯で水害の危険性が解消されないと大きな企業が撤退する可能性があり、その影響は4~5万人にも及ぶとの発言もありました。
昨日は議会の中山間地対策特別委員会等の会議もありましたが、休憩時間等での最大の話題は副市長人事でした。村山市長が稲荷副市長に替わって山岸前議長を副市長に据える方針を固めたという報道があったからです。私は14日の3市議会合同研修会で山岸議員から直接聴いていたのですが、議員やマスコミ記者、市民から、「副議長は新聞報道された15日まで知らなかったそうだ」「議会から出すなら一定の手順があってしかるべきだ」「いったいどこから出た話なのか。大物政治家の動きがあったのではないか」などの声が寄せられました。私どもの議員団では、12月議会での提案が確定した段階で話し合い、対応を決めていきます。それまでに、しっかりした情報が入ってくればありがたいのですが。