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再びファーム高森と北野生産組合を視察

 上越市食料農業農村議員連盟の農産物生産部会で農事組合法人であるファーム高森と北野生産組合を訪ねてきました。どちらの法人も5年前に視察したことがある農事組合法人です。5年間にどう発展してきたか、どういう課題を抱えているかなどを知ることができました。

 ファーム高森は、上越市高森にある法人です。戸数17という小さな集落の中で稲作を中心にしながら、イチジク、枝豆、オータムポエムなどの生産にも取り組んでいます。山岸代表の話によると、5年前とほとんど同じことをやっているがメンバーの高齢化で今後どうしていくべきか悩んでいるということでした。そうは言っても、県版所得保障のモデルになっていたり、飼料米の生産をはじめたりと、私の目にはけっこう新たなことにも挑戦している法人として映りました。

 経営状況説明の後、施設、農機具などを見せていただきました。ブロッコリー、オータムポエムの栽培状況なども見ましたが、なかなか意欲的な経営をされているなという印象が残りました。写真はハウス内での栽培状況を視察するメンバーです。

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 ブロッコリーの畑からハウスへと移動している時、突然、目の前をハクチョウたちが飛んでいく姿が目に入りました。「あれはなんだ」とびっくりした人もいました。もう、ハクチョウが来ているのですね。

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 清里区の北野生産組合。集落を守るためにはまず農地を守っていくことが必要と活発に活動している法人です。ここも稲作を中心にしながら、そばやキャベツ、青大豆、越の丸茄子などの栽培に取り組んでいます。

 羽深組合長さんなどから説明を受けましたが、驚いたことがいくつもありました。稲作では、地元北野だけでなく、青柳、赤池、さらには平場の菅原の田んぼもやっているというのです。中山間地の生産組合が平場まで手を広げて頑張っているというのは初めて聞きました。さらに、農繁期には他団体と連携して仕事をしているというのも感動的でした。とくに秋の稲刈りについては天候に大きく左右されます。刈り取りが遅れそうな時には、農業公社などから応援してもらうし、逆のこともあるといいます。

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 新たな取組としては、学校給食用の豆を生産し、供給していること、7000本の干し大根を作り、地元の食品加工会社に販売していることに注目しました。豆腐用の豆も地元で加工してもらい、地元で完全消費しているといいます。ここでは、地産地消の取組が目に見える形ですすんでいて、改めてすごいなと思いました。

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2011年11月09日 06:11に投稿されたエントリーのページです。

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